最終更新日 2025年8月6日
「保育園の途中入園を考えている」
「途中入園のメリットとデメリットが知りたい」
「おしゃれなデザインの保育園を探している」
一般的な保育園は4月の入園が基本となっているものの、定員が空いていれば、いつでも入園は可能となっています。
このように4月意外で入園することを途中入園と呼んでいます。
この途中入園を選ぶことにはメリットもあればデメリットもあると言えます。
目次
途中入園のメリット
手厚い対応してもらえる
まず最初に園の途中入園のメリットにあげられる事は、手厚い対応してもらえることが挙げられます。
途中から入った場合には、子供が保育園生活に慣れるまでの間は、保育士がつきっきりで世話をしてくれるケースが多いです。
4月から5月ともなるとクラスは落ち着かない状態であり、保育者は子供一人ひとりにかけられる時間は少ない傾向があります。
4月から入園した仲間が保育園に慣れた頃に途中から入れば、保育士からは手厚いサポートを受けることが期待できるでしょう。
クラスメイトや保育所に覚えてもらえる
そしてクラスメイトや保育所に覚えてもらえることもメリットの1つに該当します。
途中から入った場合には保育士やクラスメイトには早く覚えてもらえることでしょう。
保育者が手をかけてくれる、クラスメイトが興味を持ってくれれば、早く保育園になじむこともできます。
事前にクラス見学をすることも可能
また事前にクラス見学をすることも可能です。
多くの家庭で入りたい園に見学を行うはずです。
途中から入る場合には、実際に入るクラスの様子を見学することができるでしょう。
担任の保育士、またクラスの雰囲気を確認する絶好のチャンスといえます。
4月に入るのと比べると、実際に入園することになるリアルな現場を見学することができるのは、大きなメリットと言えるでしょう。
おしゃれなデザインの保育園に入園したければ、そういったことも確認できます。
参考:保育園 園舎 デザイン
入園式などのイベントが終わっている
そして入園式などのイベントが終わっていることが挙げられます。
入園式は保護者会などのようなイベントは4月に多く集まっています。
仕事で忙しい人の中には、このようなイベントを負担に感じる人も多いです。
子供も親も慣れていない時期にイベントが多ければ疲れてしまうこともあります。
途中から入れば春先のイベントはある程度終わった時期に当たります。
イベントの準備を行う必要もないので、この点についてメリットに感じる人も多いです。
途中入園のデメリット
入園までの準備期間が短い
反対に園の途中入園にはデメリットもあり、それは入園までの準備期間が短いことです。
4月に入るとなった場合には、説明会などもあり、準備期間が比較的長い傾向にあります。
と言えば家途中から入るとなると準備期間は短くなってしまうことでしょう。
準備に時間を割くことができず、慌ただしく入園になることも考えられます。
希望する月の前の月に申し込みを締め切る保育園が多いので、内定すればすぐに入ることになります。
園生活に必要なものを用意したり、名前の記入などの作業を急ぐ必要が出てきます。
入園式に出ることができない
そして入園式に出ることができないことです。
人によっては入園式は親子の記念の一大イベントにあたると考える人もいます。
途中から入れば4月の入園式には出ることができません。
節目のイベントにはできるだけ出席したい、大きなイベントを流したくない人にとっては、この点についてはデメリットになります。
4月からの入園に向けて準備をしていたのであれば、無駄になってしまうこともあるでしょう。
とは言え翌年度の入園式に参加できることもあります。
イベントが気になる場合には、直接確認してみることが大切です。
イベントの準備が間に合わない可能性が高い
そしてイベントの準備が間に合わない可能性が高いことです。
園で行われるイベントの準備期間に当たる可能性が考えられます。
特に運動会や発表会などが間近に迫っている状態で入れば、生活に慣れないままイベントに参加することにもなるため、これが子供のストレスにつながる可能性もあります。
イベントに向けて家庭で準備する必要がある場合にも、準備期間が短いことから、慌ただしく感じてしまうかもしれません。
他のママと交流がしにくい
そして他のママと交流がしにくいことです。
春先は保護者会、交流会など様々なイベントも多く、他のママと交流できる機会が多く見られます。
顔を合わせたり連絡先の交換などをして、ママ友を作る人も多いことでしょう。
保護者会などが終わっているタイミングで途中から入れば、他のママと交流する機会も少なくなってしまいます。
子供の送迎の際に顔を合わせない場合も多いので、ママ友を作りにくいこともあります。
すでにグループになっているケースも多く、このような話の中に入りにくい、もっとメリットに当たります。
まとめ
このようにメリットもあればデメリットもあることがわかりますが、途中から入りやすい時期は、一般的に後から10月と言えるでしょう。
5月には追加募集をするところも多いので、4月に入れなかった場合でも、5月から入れるケースもあります。
多くの企業が人事異動を行う9月から10月も、空きが増える時期に当たります。
転勤による引っ越しが多いため、春先に入園できなければ、秋ごろを目指してみるのも1つです。
ときには年度の途中で保育園が保育士や子供の定員数を増やすケースもあり得ます。
情報を逐一チェックしておくことが大切です。