最終更新日 2025年8月6日
投資とは、主に経済において将来的に資本を増加させるために現在の資本を投じる活動を指します。
これから意味を広げて、将来自分のためになるだろうと思われることにお金をかけることを「投資する」といいますよね。
例えばそれは将来弁護士になって社会的地位と経済力を手に入れるために、現在お金をはらって法律スクールに入るための予備校に通うといったようなことです。
ファッションでも高くて耐久性もデザイン性も高いよい靴を買うとか、ブランド物のシンプルなスーツを持っておくということが当てはまるのは、きちんとした服を着ることで周囲の人から認められる可能性が増えるからでしょう。
目次
長田雄次が考える太陽光発電のメリット
自宅の切れてしまった電球を100円ショップで買うのではなくてLEDにしていく、というのも勿論あてはまります。
このような幅広い意味での先行投資として私が一番おすすめしたいのが、太陽光発電です。
太陽光発電とはソーラーパネルを屋根や屋上など太陽光線が当たる場所にとりつけ、パネルで太陽光を電気へかえることで電力を生み出し、自宅で使ってさらに余った分は電気会社に買い取ってもらえるという仕組みのことです。
自宅で使う電気を天気がよければいつでも生み出すことが出来るだけでなく、余った分は電気会社に買い取ってもらえるというところが大きなメリットだとエピックグループの長田雄次さんはいいます。
関連: 長田雄次です。株式会社エピック・グループの会長をしております。
太陽光発電の設置は昔に比べると落ち着いてはきましたが、それでもまだ高価な装置です。
ですから現在はお金がないから、と諦めるのではなく、ローンを組んだ場合として計算してみることがおすすめです。
なぜなら大体の家では、ローンを支払う年数に比べてその初期費用を回収出来る年数の方が短いからです。
ローンを毎月返していても、同じ口座に太陽光発電で余った電力を売ったお金を振り込んでいけば、さほど困ることはないのです。
勿論夏場と冬場では発電量はかわってきますし、年中一定した金額で売れるわけではありません。
それでも先行投資で支払った分のお金は、考えているよりも早く戻ってくるでしょうし、その後もソーラーパネルは電気を生み出し続けるのです。
太陽光発電を設置するなら一緒に設置を考えたいオール電化
太陽光発電を設置するのであれば更に一緒に設置を考えたいのがオール電化です。
もしも現在ガスと電気の代金を支払っている家庭が太陽光発電を取り入れるのであれば、住宅そのものをオール電化にしてしまうのが一番メリットがあるでしょう。
なぜならガス代も電気代も、さほどつかわずとも基本料金というものがあり、それが月々2000円にはなっているからです。
それならば家の中のエネルギーを全て電気で賄うようにすれば、ガス代の基本料金は支払わなくてもよくなります。
そして太陽光発電がついていれば日中太陽がある時間帯の電気は発電でそのまま使え、夜になれば昼間にためた電気を使います。
経済的メリットだけでなく、ガスを使わず家事や火傷の可能性が低くなる
経済的メリットだけではなく、ガスを使いませんので台所もIHヒーターになり、小さな子供さんがいる家庭では家事や火傷の可能性がぐっと低くなります。
たまにガスの炎には電気は敵わない、という方もいらっしゃいますが、IHヒーターはガスの炎のように無駄に周囲の空気をあたためることなく鍋やフライパンを温めてくれますから料理の火力は十分にあります。
お湯を沸かすのにかかる時間はかなり短くなるのでそれを知るとIHヒーターの認識は変わっていくでしょう。
太陽光を蓄電する家庭用充電池を購入しても、これを投資とは呼べない
太陽光を蓄電する家庭用充電池を購入する人もいますが、この蓄電池の場合には投資とは呼べないということをハッキリと理解しておきましょう。
なぜなら、蓄電池を導入することで月々の電気代は下がりますが、金銭メリットの合計が蓄電池の初期投資金額を上回るというようなことは起らないからです。
現在の資産を投じて将来の資産を増やすのが大切であれば、蓄電池はその意味には当てはまらないのです。
蓄電池のメリットとしては、オール電化の住宅などが停電になった時にも電気を使える、ということです。
停電時などの安心感よりも現在の金銭的なメリットを優先したいのであれば、これは設置しない方がいいと考えてください。
太陽光発電を取り入れるにあたっては、すでに国や地方自治体からの補助金はなくなってしまっています。
そして買取り金額も下がっていることから慎重にならなければなりませんが、設置を考えるのであれば複数の業者から見積もりを出してもらい、しっかりとその根拠を聞くようにしましょう。
ソーラーパネルは未来永劫ずっとそのままであるわけではなく、他の全てのものと同じように適切なメンテナンスが必要になります。
まとめ
そこを考えても最初に支払った金額は十分に取り戻すことが出来るのです。
将来の為に、現在お金をかけて色々やってみる、それを住宅問題で考えると、塗装の必要がない壁や自動で掃除してくれるトイレ、お風呂などたくさんのものがあります。
しかし経済的メリットで考えるのであれば、太陽光発電の設置、そしてオール電化にすることが一番のおすすめです。