最終更新日 2025年8月6日
楽天ショップを利用しての売上アップの方法ですが、楽天ショップには解析ツールが存在していますので、まずはそれを利用することにしました。
まずは現状の売上から伸ばすべき点を見つけ出すことが重要です。
サイト全体のアクセス解析を調べます。
主商品のページ転換率をチェックします。
ページ転換率とは商品ページを見たお客さんが、実際に購入にいたる確率のことです。
この転換率が低ければ、転換率を上げることが売上アップにつながります。
転換率はお店のページ全体と、商品ごとの数字をとらえるようにします。
商品ごとの数字をチェックしておけば、どれが一番売れやすい商品なのかということがわかりますし、また何故これが売れているのかという分析をするときにも役に立ちます。
■分析の際のチェックポイント
実際に分析を進めていく上でのポイントとなったところは、検索ワード、顧客の属性、時間帯別アクセス数といったところでしょうか。
・検索ワード
検索キーワードは検索に引っかかったワードが重要です。
検索に引っかかれば引っかかるほど、このお店に足を運ぶ人が増えるということにつながります。
そのお店に足を運んでくれた人をお客さんにする必要がありますが、まずはお店をたくさんの人に見てもらうということが大前提です。
検索ワードを分析して、検索エンジンに引っかかるようなワードをページに入れていくことを実践しました。
・顧客の属性
次に商品を購入した顧客の属性を調べます。
購入してくれた人は男性か女性か、リピーターかどうかなどです。
これらも売上をアップさせるためには重要な分析です。
どちらかに傾倒していればさらにそちら側に特化したお店にしていくのか、または万遍なく売れるようなお店にしていくのかなどといった、お店のこれからの経営方針も決めることが出来ると思います。
私の場合は男女比にとくに大きな差はなかったので、どちらかに特化することよりも万遍なく売れる店を目指す方向をとることにしました。
・時間帯別アクセス数
時間帯別アクセスを調べてみると、やはり月曜日などの平日夜よりかは、金曜日の夜、土曜日、日曜日などの方がアクセス数が若干多いことがわかりました。
新商品などを追加するには木曜日頃までに追加した方がいいなと思いました。
これらの分析結果をもとに新規の客をどう取り組んでいくか、またはリピーターをどう増やすかなどの道すじが見えてきます。
■商品ページの改善の仕方
最終的には購入につながるアクセスをかせがないと、売上は上がらないことを頭にいれなければなりませんでした。
これらの分析結果をふまえ、商品ページの改革をおこなうことにしました。
簡単にいうとまずは商品の写真をチェックしました。
- 光があたりすぎていないか、または画面が暗くなりすぎていないか
- きれいに写真がとれていても嘘をついてはクレームのもとになりますので、実際の商品の写真と大差はないか
- 別のものが映りこんでいないか、曲がっていないか
などを一商品ごとにチェックしました。
ひっかかる写真があれば新しい写真といれ替えます。
実際の店舗で手にとって購入出来るわけではありませんので、お客さんにとってはこの写真が一番重要な決め手になってくるのです。
つぎに検索エンジンにひっかかりやすいような言葉を商品説明のページにおりこめないかどうかをチェックしました。
たとえば売りたいものが鞄だった場合、ただ説明に鞄と書くだけではなく、〇〇ブランド製の鞄(女性向けバック)や、色や風合いなど一目でわかるように、なおかつ検索にもひっかかりやすいような言葉をチョイスします。
商品説明は長くなりすぎても読んでもらえませんが、短すぎても怪しさを与えてしまうので文書の長さは難しいところでした。
文字と画像や写真とのバランスも重要だと思いました。
また見ている人が欲しいなと思ってくれるような宣伝文句を書くのも重要でした。
「女性に人気の」や「使用感なし」などです。
ここで大切なのは嘘は書いてはいけません。
嘘を書いてしまうと詐欺行為になってしまうので注意しなければいけない点でした。
アクセスが多い商品のページには、アイコンを追加したり、関連商品などを表示させたりするのも有効な手だと思います。
またお届け日数や送料などの購入するときにお客さんが一番気になる情報を、取りこぼさないように表示させることも重要なテクニックです。
購入するボタンのページに表示しておくほうが親切です。
自分が買う場合をイメージしてもその方が買いたくなります。
購入ボタンの色などがわかりにくくても購入に至らないことがあるかもしれません。
色々な色を使いすぎてて見にくいページになっていないかどうか。
私自身も途中で購入ボタンがわからなくなって、購入をとりやめた経験があります。
商品ページのレイアウトなども売上につながることを理解しなければいけませんでした。
ここら辺は実店舗ではディスプレイの仕方などと共通するのかなと思います。
どんなに綺麗な商品を並べても、並べ方が雑だったり汚ければお客さんの購入意識は下がってしまいます。