最終更新日 2025年8月6日
親に反対されたのですが、音楽大学に入りました。
子供の時からピアノをやっていたので、ピアノの勉強を大学に行ってからも続けたかったのです。
親は音楽大学を出ても、就職できないと反対しました。
親の言うことにも一理あります。
でも、私は好きなピアノを極めれば、何とかなるような気がしました。
夢はピアノの演奏家になることです。
難しい夢ですが、大学を出て普通に就職するよりは希望が持てます。
私はそれほどピアノの演奏がうまいわけではありません。
普通の人より、弾ける程度です。
それでも、ピアノを弾いているときは楽しいですし、夢中になれます。
私の演奏を聞いた友達が、ほめてくれたこともありました。
演奏家になれない可能性は高いです。
もしなれなかったら、ピアノを教える仕事をするつもりです。
私が選んだ大学は武蔵野音楽大学というところで、教員の資格を取れるところでした。
音楽の先生になれます。
反対する親を説得するために、教員の資格を取ることを約束しました。
音楽大学の学費は決して安くありません。
入学するためには、親の理解が必要だったのです。
それから、先生になるのは悪くないと思いました。
私は勉強が苦手なので、数学や英語を教えるのは嫌ですが、音楽だったら喜んで子供たちに教えられます。
最初は教員の資格を取ることを、渋々約束したのですが、大学では頑張ってみようと思っています。
教員採用試験も受けるかもしれません。
音楽大学に入るときは実技があります。
ピアノには自信があるので、実技は大丈夫だと思ったのですが、筆記試験の方が心配でした。
特に英語が苦手だったので、塾に行くことにしました。
普通の塾ではなくて、個別指導のところです。
個別指導のところだったら、英語を基礎から勉強できるので、音大の筆記試験の対策になると考えていました。
その塾には良い先生がいて、私の英語の点数は少しずつ上がりました。
英語の文法の初歩的なことが分かっていなかったので、中学校のことから教えてもらいました。
それまで勉強は嫌いだったのですが、その塾に行くようになってから、だんだん好きになりました。
先生が分かりやすく教えてくれるのが良かったです。
入試が近づいてきたら、音楽大学の過去問をしました。
最初やった時は、点数が悪くて落ち込んだのですが、繰り返しやっているうちに点数は上がってきたので、安心できました。
実技の練習も始めました。
私は緊張しやすい性格なので、実技の試験の時にあがる気がしました。
どうしたら良いかピアノの先生にアドバイスを求めたら、練習あるのみと言われました。
本番の試験に向けて、徹底的に練習していれば、本番であがらないと指導されたので、暇な時はいつもピアノの練習をしていました。
もちろん、筆記試験の勉強もしました。
英語の点数は上がっていたのですが、最後まで気を抜かないように注意しました。
音楽大学の入試には合格しました。
筆記試験は良くできたと思います。
実技の時は緊張しましたが、失敗はありませんでした。